たまにはこんな本も。
ドラマもおもしろい。
謎解きはディナーのあとで/東川 篤哉
¥1,575
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「失礼ながら、お嬢様の目は節穴でございますか?」
先人の言葉
先日訪問したTOTO歴史資料館。
100年近い企業ともなると、歴史の重みが違います。
ピエールカルダン洗面化粧台!?
そこで頂いた冊子がスゴイ良かった。
『TOTO 語り継いでいきたい「先人の言葉」』
歴代の社長の言葉を解説付きで紹介してあります。
たとえば、
「儲けんと思わば天に貸せ(森村市左衛門の経営哲学)」より
■ 人は、常に貸し方に立つべし
人は常に、人に対して会社に対して、常に貸し方に立っていなければならない。自分が受ける以上のものを貸しておく。それも「天に貸す。」という思いで働いていれば、いつかはきっと報われる。
■ 利益はたらいの水のようなもの
利益はちょうどたらいの水のようなものである。
たらいをこちらへひくと水は向こうへ行くし、向こうへ押すとこちらに来る。それと同様に利益というものは自分独りで得ようとするとかえって他にとられ、他に与えようという方針でやると不思議に自分のほうに来るものである。
そのほかにも
■ 目前の利益だけを追いかけてはいけない
■ 私利私欲に走れば成功せずは明らか
■ 守るということは退くに等しい
■ 旗じるしのもとに産業発展を
■ 不良品を出荷すると信用がなくなる
■ 一個の不良でも、そのユーザーには100パーセント
■ 企業の発展なくして従業員福祉の向上はない
ごくごく当たり前のような内容のように思われますが、実際に徹底するのは難しいことばかり。
それができるからこそステークスホルダーから必要とされ、存在し続けられる。
メーカーとしてのモノづくりへの想いと経営に関する一貫した考えを体感する貴重な体験をしました。
次はいろんな方からおすすめのここかな。