おはようございます。
久々に本の紹介です。
リーダーが忘れてはならない3つの人間心理 (Forest2545Shinsyo 10) (フォレスト2545新書) (2010/03/10) 小阪裕司 商品詳細を見る |
悩んでいるときに、その解決のヒントになる本に必ず出会います。
今回もバッチリの内容でした。
【気になったところを抜粋】
人の問題というのは極めて、会社にとって重要な要件ではあるが、あなたは日々の13%以上のエネルギーを割いてはいけない。逆に言えば「13%のエネルギーで済む最良の方法を見つけなければならない」
しくみのないビジネスというのはネズミがぐるぐる回している、あのかごに似ている。労力を費やして回しただけ収入が入ってくる。
あなたのエネルギーの80%はお客づくりにつかわなければならない。
ひとりひとりと膝を突き合わせて、一人ひとりの意識を高めていくというやり方ではなくて、集団全体を高める。集団全体を高めることで、一人ひとりの意識が高まっていくチーム作りなのです。
【第一原則】「快」と結びつける。常に「仕事」と「快」を結びつけることなのです。
報酬はとは「魂のごちそう」です。
「快」=お客さんからありがとうと言われたとき
「魂のごちそう」とは自分の力で成し遂げたことが誰かのためにもなり、そのことに対して与えられたフィードバックです。これが人にとって最大の「快」なのです。
もちろん「にんじん」をぶら下げても「快」はあるけれども、最大の「快」は実はお金ではない。自分がなし遂げたことが誰かのためにもなって、それがフィードバックされた瞬間です。
「ほめる」ではなく「ねぎらう」 「ねぎらい」には相手に対する敬意が込められている。
自分の「快」のために、やる。
【第二原則】「意味」を与える。
「意味」が人の生きる力を発動させる。
「何をなるか」ではなく「なぜやるか」
【第三原則】「演じさせる」
「どうせだから楽しくやろう!」
「どうしようもない」とは、去って行く人を否定的に見ているということではありません。ただ、文字通り「どうにもしようがないこと」だという意味です。今、あえて「ついていけない」という言い方をしましたが、それはあくまでもこちら側からの見方であって、彼らの側から見れば「自分とは違う方向に進んでいる」ということに他ならない。どちらが良いとか悪いとかではない。変化していくすべての会社に起こることなんです。
何が起こっても、あなた自身が否定されているのではない。それはお互いが違う道を歩こうとしているだけだ、と。
かつての勇者が、次の変革期の最大の抵抗者になる。
あなたの自己中心的な欲求に人が集う。心の底から湧き出る「事業浴」に共感してもらうのです。
なぜビジョンシェアリングが徹底されないのか。それは回数が足りないのです。
ヒーロー変身メカニズムを導入する。
ステップ1「不可能と思える目標を設定する」
?不可能と言われている(チームメンバーもそう感じている)
?あなたは不可能とは感じていない
?計測可能な目標である
?始まりの期日が明確である
?終わりの期日が明確である
ステップ2「その目標達成に挑む人々が結集される」
無理やりで良い
あなたの役割は主人公のルークスカイウォーカーではない。あなたの役割はオビ=ワン・ケノービ、すなわち助言者(メンター)です。「ルーク、フォースを使え」
・助言者が与えるべき二つのもの
?「意味」なぜやるか
?「手がかりと「ヒント」
与えてはいけないもの、それは「答え」です。
どこか心にぐさっときましたか?
本を読んで付箋をつけたり、線を引いたりしますが、それをあとから書きだすだけでもその本から得られるものは大きく変わってきます。
目的をもった読書をしたいものです。